# 建て替えできない家も諦めないで！戸建てリノベーションで広がる選択肢と実例

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- カテゴリ: リフォーム
- 公開日: 2026-08-05
- 更新日: 2026-08-05

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## リノベーションを選ぶ3つのケースとメリット・デメリット

リノベーションを選択する理由は人それぞれです。既存の構造躯体（建物の骨組みとなる柱や梁、基礎などの主要構造部分）や素材を活かした個性的な空間にしたい場合や、建て替えを希望しつつも条件的に難しくリノベーションを選択するケースなどがあります。ここでは、代表的な3つのケースとそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

### ケース1：そもそも建て替え（新築）ができない「再建築不可」

「道路に接していないと新築ができない？」

建築基準法では、幅員（道路の幅）が4m以上の道路に対して2m以上接している敷地が、建築（新築）をする上での条件とされています。つまり、前面道路が4m未満であったり、接している面が2m未満の場合、原則として建築ができません。この状態を「再建築不可」と呼びます。

![建築基準法における接道状況の図](/wp-content/uploads/2026/08/302036159a3533ca74b5849f4248498b.webp)

現在の家が建っている敷地がこの条件に当てはまる場合、建て替えることは原則できないため、リノベーションという選択肢が浮上します。

**【デメリット】**

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現在の家が崩れたとき（滅失したとき）に、建て替えができない

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住宅ローンの利用が難しい（担保評価が出にくい）

**【メリット】**

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固定資産税が建築可能な土地よりも低い

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土地が安く買える（ただし、ローンが組めないケースが多い）

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将来、建築できる可能性があり、その際は資産価値が上がる

再建築不可の土地はデメリットばかりではありません。将来性のある土地であれば、リノベーションで新築と変わらない快適性や耐震性を得て、安心して暮らすことができます。

### ケース2：建て替えると、今よりも家が小さくなってしまう

「再建築不可から建築可能になるセットバック」

ケース1で触れたように、前面道路の幅員が4m未満の場合、原則として再建築はできません。しかし、道路と敷地の境界線を後退させて建築計画をすることで、道路の幅員を4mとみなし、新築を建てることが可能になる場合があります。この道路境界線の後退を「セットバック」といいます。

セットバックは、道路中心線から2mずつ後退するのが一般的です。例えば、現状の幅員が2mしかない道路の場合、片側の土地が1m下がり、もう一方の土地が1m下がることで、合計4mの道路が完成します。

![セットバックによる建築可能化の図](/wp-content/uploads/2026/08/80c007f2e2f260f1ff10b933504089b9.webp)

セットバックによって再建築が可能になる一方で、新たな問題が生じることもあります。それは「建ぺい率」による建築面積の制限です。建ぺい率とは、敷地面積に対する建築面積の上限（割合）のことで、地域ごとに定められています。

例えば、100㎡の敷地に対して建ぺい率50％という条件の場合、建築可能面積は50㎡です。もし現状70㎡の建物が建っていたとすると、単純計算で20㎡分が狭くなります。そこで、狭くなることを回避するためにリノベーションを選択するケースがあります。

**【メリット】**

- 既存住宅を利用するため、基礎や木材の材料費が抑えられる

**【デメリット】**

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基礎コンクリートの劣化（補強に費用がかかることがある）

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築年数によっては基礎に鉄筋が入っていないことも

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住宅ローンが利用できないケースもあり

既存住宅の建築面積、セットバックの可否、そして今後の暮らし方など、さまざまな要素を考慮した上で、どのような選択が最適か検討することが大切です。

### ケース3：家族構成が変わって、部屋が余ってしまった「減築」

新築時は4人や5人で暮らしていたご家族も、お子さまが独立してご夫婦二人だけになると、部屋が余ってしまうという悩みを抱えることがあります。二人暮らしのために建て替えるのは現実的ではない、そんなときに「減築」という選択肢はいかがでしょうか？

例えば、2階建ての2階部分をそっくり撤去することで、建物の重さが軽くなり、耐震面でも有効に働きます。

## リノベーション事例3選

### リノベーション事例その1：築48年戸建てリノベーション

![築48年戸建てリノベーションの改修前外観](/wp-content/uploads/2026/08/7ac060b41c993571153ee779b32e128a.webp)

![築48年戸建てリノベーションの改修後外観（モダンなモノトーン）](/wp-content/uploads/2026/08/64acec75fcda4b5f568d0f59fa67b595.webp)

この事例では、外観の印象が大きく変化していますが、既存の構造躯体を活かしているため、家の大きさ自体は変わっていません。ただし、窓の位置や大きさは変更されています。これは、あらかじめ耐震診断をおこない、耐力壁（地震や風などの水平方向の力に抵抗する壁）を多く配置しているためです。サッシの開口部を壁にすることで、家の耐力は飛躍的に向上します。

![築48年戸建てリノベーションの改修前外観（茶色の波板）](/wp-content/uploads/2026/08/5877f0fccbc20e5775b20b5171dc0238.webp)

![築48年戸建てリノベーションの改修後外観（銀色の波板と黒いルーバー）](/wp-content/uploads/2026/08/a7ccc6931290e5d81c0bdbea347b1b27.webp)

戸建てのリノベーションをする上で、階段の位置を変えると間取りは大きく変わります。プランを考える際には、階段の位置も気にしてみると良いでしょう。

また、リノベーションをするにあたって、どの部分を重要視するか明確にしておくことが大切です。これは予算にも直結します。構造躯体だけを残し、基礎の補強工事をおこなうと、おおよそ坪単価が80～120万円が目安になるでしょう。

### リノベーション事例その2：基礎および構造躯体の耐震補強工事

![建設中の木造建築物の基礎工事](/wp-content/uploads/2026/08/9ffb2be9223857df1f9cbd0847bc5959.webp)

![建設現場のコンクリート基礎と溝](/wp-content/uploads/2026/08/d62047c400b28ee9ea73ff213f05988b.webp)

![建設現場の基礎から突き出す鉄筋](/wp-content/uploads/2026/08/a9bdb528692b7565319641d91076cc70.webp)

![基礎工事中の木造建築物と作業員](/wp-content/uploads/2026/08/021c5226f428f45e46749c1a91340fcd.webp)

![コンクリート打設準備中の鉄筋と防湿シート](/wp-content/uploads/2026/08/7543d6a3c3f0f995e09dbd77d4d9a751.webp)

![建設中の建物の基礎部分](/wp-content/uploads/2026/08/2b49817cde076f2516ddd31a4245476d.webp)

![コンクリートポンプで基礎に生コンクリートを打設する作業員](/wp-content/uploads/2026/08/9b72e23455b619750cc4f49370107d87.webp)

![建設中の建物内部で床のコンクリート打設作業](/wp-content/uploads/2026/08/7f2201dea0a598839200069286cecb6e.webp)

![木造建築の骨組みが組まれた建設現場](/wp-content/uploads/2026/08/9765c5d2cca13b090b6cc6aa31508515.webp)

![木造建築の建設中の屋内風景](/wp-content/uploads/2026/08/7ee976d76b26567e4eb6de73fe6dd8af.webp)

![建築現場の木材の梁と接合金物](/wp-content/uploads/2026/08/6cf383f351eea6d276ed4cf10c1f6077.webp)

上記の耐震補強工事をおこなえば、ほとんど新築と変わらない強度まで引き上げることが可能です。ただし、一つだけ新築と異なる点を挙げるとすれば、それは「基礎」です。

昭和56年5月31日以前の建物は旧耐震基準に基づいて建てられており、耐震構造の考え方が現在とは異なっていました。その一例が「無筋の基礎」です。旧耐震基準の建物の基礎には、コンクリートの中に鉄筋が入っていないものがあります。鉄筋が入っていないとコンクリートの粘り（しなやかさ）がなく、クラック（ひび割れ）が起こりやすくなります。

![住宅のコンクリート基礎に発生したひび割れ](/wp-content/uploads/2026/08/d05c07435982c242b0aed6aaf39be6f5.webp)

基礎の補強工事をすることで、これから先もまた20年、30年と安心して暮らせる住宅に生まれ変わります。

### リノベーション事例その3：「再建築不可の2階建てを減築リノベーション」

![2階部分の撤去計画が示された古い日本家屋](/wp-content/uploads/2026/08/17af89682b23e1b352a2fcde547e4a48.webp)

こちらの住宅は再建築不可の土地に建つ、築50年以上の2階建てでした。同居していた親御さんが他界され、ご夫婦二人だけの暮らしになったことで、リノベーションを決意。「耐震性」「断熱性」「太陽光発電による節電」をご要望され、持て余していた2階部分を撤去することで、それらを叶えることに成功しました。

![減築リノベーション後のモダンな平屋外観](/wp-content/uploads/2026/08/63737e6eda4dad1104bdccd188e5a5ed.webp)

周辺一帯が再建築不可の土地のため、今後、高い建物が建つ可能性は少なく、太陽光発電をするには最適な環境といえます。まさにデメリットをメリットに変えた発想でした。平屋の陸屋根（傾斜のない平らな屋根）にすることで、太陽光パネルを載せられる面積を最大限に拡張し、発電量を引き上げることに成功しました。

減築について詳しくはこちらもご覧ください。

- [減築について](https://earth-official.net/column/column-2188/)

## まとめ

戸建てリノベーションをおこなう動機は様々ですが、まずは「叶えたい暮らし」を深く掘り下げることが重要です。それに応じた最適な提案や施工が、理想の住まいを実現するために求められます。

株式会社アースでは、お客様一人ひとりのご要望に合わせた戸建てリノベーションのご相談を承っています。住まいについてのお悩みや「こんな暮らしがしたい」という想いがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
