木の温もりと快適な動線が融合!築12年タワーマンションのオーダーメイドリノベーション事例
東京都品川区東五反田に位置する築12年のタワーマンションの一室で、ご家族のライフスタイルに合わせたオーダーメイドの全面リノベーションが完成しました。木の温もりを大切にしたデザインと、現代の生活に寄り添う快適な動線が魅力の住まいです。在宅ワークや新しい生活様式に対応した、実用性と個性を兼ね備えた空間がどのように実現したのかをご紹介します。

リノベーションで叶える理想の暮らし
新築時の画一的な間取りや設備から、ご家族のこだわりを詰め込んだ唯一無二の住まいへと生まれ変わりました。
物件・施工概要
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建物:マンション(築12年)
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場所:東京都品川区東五反田
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専有面積:75.69㎡(約22.93坪)
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施工価格:1,450万円(税抜)
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施工箇所:全面改装
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工期:3か月

新しい生活様式に対応した開放的なエントランス
玄関の扉を開けると、タイル貼りの開放的なエントランスが広がります。帰宅時に気持ちを切り替えられるよう、広々とした空間を意識した設計です。
収納は、限られたスペースを最大限に活用する工夫が満載。収納アイテムに合わせて高さを変えられる「可動式の棚」や、バッグや鍵などを吊り下げられる「有孔ボード(等間隔に穴が開いた板)」を設置。金具類は黒で統一され、見た目にもこだわっています。
さらに、新しい生活様式に欠かせない手洗いスペースを玄関に設け、室内に菌を持ち込みにくい工夫も。ペーパータオルは手洗いのすぐ下のダストボックスに繋がる開口へスムーズに捨てられ、見た目もすっきり保てます。

木の風合いが感じられるLDK
オーナーご夫婦が共通して好きな「木」をベースに、それぞれの好みのテクスチャーを取り入れた内装コーディネートが今回のリノベーションの大きなコンセプトです。
リビングの壁やキッチンの天井には、木目が美しいチーク材(世界三大銘木の一つで耐久性・耐水性に優れる木材)が採用され、面材が木目になっているウッドワンのキッチンと調和しています。異なる種類の木材が混在しても散らかった印象にならないよう、木目以外は白で統一することで、空間全体に一体感が生まれています。キッチンの天井は一段下げて間接照明が仕込まれ、温かい雰囲気を演出しています。

チークの羽目板がアクセントのリビング
リビングの主役は、ご主人が好むチーク材をアクセントにした壁掛けテレビ用の壁面です。一つひとつ表情の異なる「無垢材(自然の木をそのまま加工した木材)」ならではの仕上がりは、リノベーションだからこそ実現できたデザイン。テレビ上部には棚が設けられ、植栽などを飾って楽しめます。

大勢のゲストにも対応できるダイニングスペース
ダイニングテーブルはカンディハウスの「テン」をセレクト。脚部を持ち上げることなく最大700mm伸長できるエクステンション機構を備えているため、大勢のゲストが訪れても安心です。床材や内装のカラーに合わせて家具を選び、空間全体の一体感を意識したコーディネートがされています。

機能性を追求したスタディカウンター
家族みんなで使えるカウンタースペースは、上部に設けた棚に間接照明を仕込み、光源を隠しつつ手元を明るく照らすデザイン。棚の一部はWi-Fiルーターを置くことを想定し、電波を遮らないよう上部を開口する工夫も凝らされています。カウンター下の棚は奥行きを浅めにし、チェアに腰かけた際に足がぶつからないように配慮。普段はカウンター下に収まる可動式のサブテーブルやデスク収納は、ピアノやプリンタなどのPC周辺機器が収まるよう、ご家族の具体的な要望をもとにオーダーメイドで作成されました。

木目が美しいキッチンエリア
キッチンとバックセットは収納量とデザインを重視し、WOODONEのスイージーをセレクト。天井に張られたチーク材との組み合わせが美しい空間を叶えました。奥様こだわりの「ニッチスペース(壁をくり抜いて作られた飾り棚)」は、お気に入りのタイルを採用し、個性的な仕上がりになっています。

スイッチ類はニッチ風に集約
壁の厚みがなかったため、スイッチ類は木枠で囲んだ「ニッチ風」に集約されました。上部に棚板を備え、奥行きを感じさせる工夫が施されています。
バルコニーはデッキ仕上げでフラットに
飾り気のなかったバルコニーは、耐候性に優れた樹脂製のデッキを敷いてアップデート。フラットな仕上げにすることで、部屋からの出入りがスムーズになり、より気軽にバルコニーを活用できるようになりました。
「見せる」と「隠す」のメリハリをつけた洋室
クローゼットと開放的な棚を備えた洋室は、「見せる収納」と「隠す収納」のメリハリをつけたデザイン。オープンな本棚は、書物のサイズに合わせて高さを自由に変えられる可動棚を採用。棚の一番下はロボット掃除機のベース(充電ステーション)として利用できるようになっています。

家族全員分の衣類を収納できるファミリークローゼット
リビングからアクセスできるファミリークローゼットは、家族全員分の衣類を収納できるウォークインタイプ。棚板は高さを自由に変更できるため、収納したいアイテムの形状や長さに合わせてセッティングが可能です。重いものを置く棚には、支えとなるブラケットを多く設定するなど、細かなチューニングも施されています。また、一番下の引き出し部は、裏側の洋室に設計したロボット掃除機のベースを考慮した形状デザインになっています。

ONとOFFの切り替えを叶えた書斎
在宅で仕事をすることが多いオーナーの「ONとOFFの切り替えが難しい」という悩みを解決するために設計された書斎スペース。使わない時はテーブルの天板を折り畳めるデザインにすることで、仕事が終わったら毎回片付けるという行動を「OFFスイッチ」にしました。天板を支える脚の形状についても、何度も検討が重ねられています。集中力を高めるため、モノトーンでシンプルな雰囲気に仕上げられ、アイアンの棚受けや壁付け照明、天板を支える脚など、アクセントに黒を選び、洗練された印象を与えています。
書斎とキッチンは内窓でつながっているため、別空間にいてもお互いの気配を感じられる設計に。書斎側からキッチン天井のチーク材を眺められる点もポイントです。出入り口となるドアを二重(引き戸と開き戸)にして、生活音の影響を受けないよう配慮されています。

造作収納で無駄のない空間利用を実現した洗面脱衣室
洗面台は機能性に優れたLIXILのルミシスをセレクト。それに合わせて、無駄な隙間が生まれないように「造作(オーダーメイド)」の収納を組み合わせ、限られた空間を有効利用しました。収納の一番下は洋室と同様、ロボット掃除機のベースとなるよう、配線などの設計がされています。

気配りの行き届いたトイレスペース
トイレにはペーパーホルダーと一体化した木製カウンターや収納を造作。お気に入りの小物や植物を飾ることで空間に彩りを添えられます。壁紙のセレクトにもこだわり、上質なプライベート空間を演出しています。

まとめ
今回のリノベーション事例は、築12年のタワーマンションが、ご家族のこだわりと新しい生活様式に合わせた理想の住まいへと生まれ変わった好例です。木の温もりを感じるデザインと、計算された快適な動線、そして細部にわたる機能的な工夫が、日々の暮らしを豊かにするでしょう。
「これからリフォームを検討したい」「自分たちの暮らしに合わせた住まいを実現したい」とお考えの方は、ぜひこのような事例を参考に、専門家への相談を検討してみてはいかがでしょうか。理想の住まいへとつながる一歩を踏み出すきっかけになるかもしれません。


