リフォーム予算の全体像:300万円以下が約75%を占める
リフォームを検討している方々の希望予算を見ると、全体の75.2%が「300万円以下」を希望していることが分かりました。さらに、「200万円以下」でも56.1%にのぼります。
最も多かったのは「100万円超〜200万円」で28.6%、次いで「100万円以下」が27.5%、「200万円超〜300万円」が19.0%となっています。「500万円超」の予算を希望する方は全体の13.2%にとどまっており、リフォームの主な需要は数百万円規模の比較的小〜中規模な工事にあると言えるでしょう。

築年数による予算の変化:築20年以上で平均430万円に倍増
お住まいの築年数によって、リフォームの平均予算は大きく変動します。新築の住まいでは平均212万円、築20年未満の住まいでは平均200万円と、比較的近い水準です。しかし、築20年以上の住まいになると、平均予算は430万円と約2倍に跳ね上がります。
これは、新築や築浅の住宅では外構工事や部分的な改修といった比較的軽微な工事が中心となるのに対し、築20年以上の住宅では設備の一新や全面的な改修といった本格的なリフォームが増えるためと考えられます。築年数の古い住宅にお住まいの方は、よりまとまった予算が必要になる傾向があるようです。

住まいのタイプ別予算:マンションは戸建てより高額な傾向
住まいのタイプ別でも平均予算に違いが見られます。戸建ての平均予算が261万円であるのに対し、マンションでは425万円と、マンションの方が平均予算が高い結果となりました。
マンションの場合、外構工事がないため、リフォームの主な内容が水回りや内装といった本格的な改修になることが多く、これが単価が高くなる背景にあると見られます。
| タイプ | 平均予算 | 300万円以下の割合 |
|---|---|---|
| 戸建て | 261万円 | 77.8% |
| マンション | 425万円 | 49.2% |
「軽工事」と「本格改修」の二極化から見えてくること
今回の調査結果から、リフォームの相談は予算の面で「新築・築浅の外構など軽工事(低予算)」と「築古の本格改修(高予算)」という二つのタイプに分かれる「二極構造」が明らかになりました。
住宅ストックの高齢化が進む日本において、今後は「築古・本格改修」の需要が量と単価の両面でさらに存在感を増していく可能性があります。リフォームを検討される際は、ご自身の住まいの築年数やタイプ、そしてどのようなリフォームをしたいのかによって、必要な予算が大きく変わることを念頭に置いて計画を立てることが大切です。
リフォームを検討中の方へ
今回の調査結果は、リフォーム計画を立てる上で貴重なヒントを与えてくれます。小規模なリフォームで住まいの快適性を向上させたい方も、築年数の経った住まいを大規模に改修して長く住み続けたい方も、まずはご自身の状況に合った予算感を把握し、信頼できる専門家へ相談することが成功への第一歩となるでしょう。
タウンライフ未来総合研究所では、今後もリフォームに関する様々な調査結果を発表していく予定です。最新の情報は以下の公式サイトで確認できます。
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