デコスファイバーとは?

「デコスファイバー」は、新聞紙を主原料として作られた「セルロースファイバー断熱材」です。セルロースファイバーとは、木質繊維を再利用して作られる環境に優しい断熱材のことで、家を魔法瓶のように包み込み、外の暑さや寒さを伝えにくくする「断熱性」に優れています。
さらに、この断熱材には、部屋の湿気を吸ったり吐いたりして、年間を通して快適な湿度を保つ「調湿性」や、外の音や家の中の生活音を和らげる「防音性」といった、暮らしを豊かにするたくさんの魅力が詰まっています。
災害時の仮設住宅にこそ、快適な住まいを
応急仮設住宅は、被災された方々が生活を立て直すまでの大切な期間を過ごす場所です。だからこそ、仮設住宅であっても、より快適な住環境が求められます。
デコスファイバーは、その優れた断熱性によって夏の暑さや冬の寒さを和らげ、調湿性で結露やカビの発生を抑え、防音性でプライバシーを守るなど、住む人の心と体の負担を軽減し、安心できる暮らしを支えます。
実際に、先行して施工が完了した宇城市の3団地・50戸では、屋根に125mm、壁に105mmの厚さでデコスファイバーが施工されました。

「壊さない仮設住宅」で環境にも優しく
全木協が取り組む木造応急仮設住宅は、仮設住宅としての役割を終えた後も、建物を解体・廃棄せずに長く活用することを想定した「壊さない仮設住宅」というコンセプトを持っています。これは、廃棄物の削減や、新たな建設に伴う資源消費、環境負荷の抑制にもつながる、地球に優しい取り組みです。
新聞紙を主原料とするデコスファイバーも、資源を有効活用する断熱材として、こうした長く使い続けられる住まいづくりを断熱の面から支えています。
これまでの災害復興への貢献
デコスファイバーは、これまでの大規模災害時にも木造応急仮設住宅に採用されてきました。
-
2016年 熊本地震:563戸
-
2020年 熊本豪雨:612戸
-
2024年 能登半島地震:623戸
-
2025年 熊本豪雨災害:6戸
-
2026年 令和8年熊本地震:50戸(9月4日時点施工完了分)
現在、令和8年熊本地震では合計326戸への採用が決定しており、今後施工が完了すれば、木造応急仮設住宅への累計施工実績は2,130戸となる見込みです。
あなたの住まいにも「デコスファイバー」を
災害時の仮設住宅でその効果が実証されているデコスファイバーは、もちろん一般の住宅にも導入できます。これから新築を考えている方、リフォームで住まいをもっと快適にしたいと考えている方にとって、デコスファイバーは理想の暮らしを実現する強力な味方となるでしょう。
夏のエアコン代を抑え、冬は暖かく過ごせる家。外の騒音を気にせず、家族と穏やかに過ごせる家。そして、環境にも配慮した長く住み続けられる家。デコスファイバーは、そんな理想の住まいづくりをサポートします。
導入をご検討の方へ
デコスファイバーに関する詳細情報や、導入にご興味のある方は、ぜひ以下のウェブサイトをご覧ください。
-
株式会社デコス:https://www.decos.co.jp/
-
熊本県の応急仮設住宅に関する情報:https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/117/275490.html
全国に広がる施工ネットワークにより、災害時だけでなく、一般の住宅においてもデコスファイバーの供給・施工体制が整っています。あなたの住まいを、デコスファイバーでもっと快適で安心な空間にしてみませんか。


