市場動向

2026年9月 マンション価格・賃料レポート:東京23区は上昇基調、都心3区は横ばい。家賃は全国的に過去最高圏へ!

2026年9月 マンション価格・賃料レポート:東京23区は上昇基調、都心3区は横ばい。家賃は全国的に過去最高圏へ!

2026年9月 マンション価格・賃料レポート:最新の市場動向を解説

これからマンションの購入や賃貸、あるいは不動産投資を考えている皆様にとって、市場の動向はとても気になるところでしょう。金融×不動産×AIのサービスを提供する株式会社MFSが、マンションAI査定サービス「CAPS(キャップス)」を用いて分析した2026年9月のマンション価格および賃料の最新レポートが発表されました。

CAPS

今月のポイント:価格と賃料の二つの動き

2026年9月の市場では、中古マンション価格にエリアごとの違いが見られました。東京都心3区(千代田・中央・港)と東京湾岸エリアでは価格が横ばいで推移していますが、それ以外のほとんどのエリアでは上昇が続いています。

これまでの金融緩和やインフレの影響で都心部を中心に価格が上がっていましたが、今年に入ってからの金利上昇や賃金の伸び悩みが影響し、都心部では上昇の勢いが落ち着いてきたようです。また、金融庁が50年ローン(住宅ローンの返済期間が50年という長期ローン)へのモニタリング強化を打ち出しており、今後の住宅ローン融資の動向によっては、価格上昇にさらに強いブレーキがかかる可能性も考えられます。

一方で、家賃はほぼ全てのエリアで上昇が続いています。これにより、利回り(家賃をマンション価格で割って年間の収益性を測る指標)は都心部を中心に改善傾向にあり、不動産投資の魅力が以前よりも高まっていると言えるでしょう。この家賃の動向が、今後のマンション価格を支える要因となるのか、引き続き注目が集まります。

各エリアのトレンドまとめ

今回のレポートで明らかになった主なトレンドは以下の通りです。

  • 全国の3LDK(70㎡換算)のAI査定価格は3,468万円で、前月比+1.0%、前年同月比では+10.8%と大幅な上昇を記録。直近3ヵ月も+3.6%と上昇が加速しています。

  • 東京都心3区のAI査定価格は1億8,491万円で、前月比−0.2%と横ばい。しかし、東京23区全体では8,637万円(前月比+0.6%)と、直近3ヵ月で+3.4%の上昇が続き、都心と周辺部で価格の傾向に差が出ています。

  • 全国の3LDK家賃(70㎡換算)は月15.6万円(前年同月比+4.7%)、東京23区は月30.5万円(同+6.5%)となり、東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・京都・兵庫の7都府県すべてで、推定値の算出対象である2019年4月以降の過去最高圏を記録しています。

  • 竣工前マンション(2026年10月以降に完成する新築マンション)も、3LDK・70㎡を仮定したAI査定価格が全国で6,795万円(前年同月比+8.9%)、東京23区で1億4,572万円(同+13.3%)と、引き続き上昇しています。

中古マンションの動向

主要エリアサマリー

主要エリアの中古マンション販売価格と家賃の動向を見てみましょう。東京23区は販売価格が8,637万円、家賃が月30.5万円と、いずれも上昇基調を維持しています。

販売価格

主要エリアサマリー販売価格

家賃

主要エリアサマリー家賃

日本全国11ブロック

全国の各ブロックでも、マンション価格と家賃は上昇傾向にあります。特に南関東は販売価格、家賃ともに高い水準で推移しています。

販売価格

日本全国11ブロック販売価格グラフ

日本全国11ブロック販売価格表

家賃

日本全国11ブロック家賃グラフ

日本全国11ブロック家賃表

関東ブロック

関東ブロックでは、東京都心3区の販売価格は横ばいですが、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県では上昇が加速しています。家賃も同様に、多くのエリアで上昇が加速しており、住まい探しの競争が激化している様子がうかがえます。

販売価格

関東ブロック販売価格グラフ

関東ブロック販売価格表

家賃

関東ブロック家賃グラフ

関東ブロック家賃表

近畿ブロック

近畿ブロックでも、大阪府、京都府、兵庫県、そして大阪梅田の全エリアで販売価格と家賃が上昇基調、または上昇が加速しています。特に大阪梅田の価格上昇が顕著です。

販売価格

近畿ブロック販売価格グラフ

近畿ブロック販売価格表

家賃

近畿ブロック家賃グラフ

近畿ブロック家賃表

その他主要都市

札幌市、仙台市、名古屋市、広島市、福岡市、那覇市といった主要都市でも、販売価格と家賃は上昇基調または上昇が加速しています。特に福岡市の販売価格は前年同月比で+16.5%と高い伸びを見せています。

販売価格

その他主要都市販売価格グラフ

その他主要都市販売価格表

家賃

その他主要都市家賃グラフ

その他主要都市家賃表

竣工前マンションの動向

竣工前マンション(まだ完成していない新築マンション)の価格も、引き続き上昇傾向にあります。特に東京23区では、前年同月比で13.3%もの上昇が見られます。

主要エリアサマリー

販売価格

竣工前マンション販売価格表

竣工前マンション販売価格グラフ

家賃

竣工前マンション家賃表

竣工前マンション家賃グラフ

マンションAI査定サービス「CAPS」について

今回のレポートで利用された「CAPS(キャップス)」は、全国約14.6万棟のマンションを対象に、AIが推定取引価格・想定賃料・想定利回りを無料で査定するサービスです。2026年7月時点では、東京23区で6.1%、全国で7.4%という高い精度を誇り、第三者調査で査定精度No.1を獲得しています。

マンションの売買や賃貸、投資をご検討中の方は、ぜひ「CAPS」でご自身のマンションの価値を調べてみてはいかがでしょうか。最新の市場動向を把握し、賢い住まい選びや資産運用に役立ててみてください。

株式会社MFSは、「CAPS」の他にも、住宅ローン比較診断サービス「モゲチェック」や不動産投資サービス「INVASE」を運営しています。

NEXT

続きを読む

2026年9月 マンション価格・賃料レポート:東京23区は上昇基調、都心3区は横ばい。家賃は全国的に過去最高圏へ! 市場動向 次の記事 住宅購入者の約3割が「デメリットや追加費用の説明が不十分」598人調査 東京都渋谷区で不動産売買仲介を手がけるARROW LINK株式会社(代表取締役:佐藤 剛史)は、2026年9月、全国の25〜50歳の住宅購入経… この記事を読む