狭小地でも諦めない!高性能と快適性を両立した二世帯住宅
東京都江東区の防火地域に位置する、築35年のご実家が、快適な二世帯住宅へと生まれ変わりました。わずか18坪という限られた敷地ながら、高性能とデザイン性を兼ね備え、家族それぞれの理想の暮らしを実現しています。
この住まいは、高い断熱性能を示す「HEAT20 G1」基準、二酸化炭素排出量の削減に配慮した「低炭素住宅」仕様、そして省エネルギー性能の最高ランク「BELS 5つ星」を取得しており、環境にも家計にも優しい高性能住宅として注目されています。
個性を主張するスタイリッシュな外観デザイン


外壁にはメンテナンス性に優れた塗り壁材「sto」が採用され、落ち着いたブラック色と天然木パネルの組み合わせが印象的なモダンな外観です。防火地域という条件の中で、プライバシーとデザイン性を両両立させるため、窓の形状や配置にもこだわりが見られます。都市の景観に溶け込みながらも、しっかりと個性を主張するデザインに仕上がっています。
親世帯の快適な暮らしを支える工夫
機能性にこだわった玄関エリア



玄関エリアには、湿気やニオイ対策として調湿・消臭効果のある内装壁材「エコカラット」が壁一面に施工されています。シューズボックスは床から浮かせたデザインで、吊り戸棚は上部にスペースを設けることで、圧迫感を軽減。さらに、玄関框(げんかんかまち:玄関と室内の段差部分の横木)を斜めに設計することで、空間を広く使えるよう配慮されています。
短い動線でスムーズなLDK



1階に広がる親世帯のLDKは、壁をできるだけ少なくすることで、空間全体が一体的につながるように設計されました。これにより、キッチンからリビングへの移動など、生活動線が短くスムーズになっています。キッチン横の収納棚やリビングの天井付近に設けられたアイアンの吊り棒棚など、空間にぴったりと収まる造作(オーダーメイド)の収納が、スッキリとした印象を与えています。
シンプルデザインの造作TVボード

テレビボードも、インテリアに合わせてコーディネートされた造作家具です。シンプルな構成ながら強度と見た目を兼ね備え、ソファやチェアのレイアウトに合わせて移動できる設計です。
用途で変化する和室空間



親世帯の就寝スペースを兼ねた和室は、クローゼットや仏壇スペースも備えています。普段はオープンな空間として利用できますが、壁に引き込まれた間仕切り用の建具を引き出せば、寝室として個室空間に早変わり。用途や時間帯に応じてレイアウトが変化し、使い勝手が向上します。
限られたスペースを有効活用した洗面脱衣室


既製品の洗面台に収納オプションを組み合わせることで、限られた空間でも収納をしっかりと確保した洗面脱衣スペースです。天井と壁には木目調の壁紙がアクセントとして採用され、単調にならないよう工夫されています。洗面台の上部にはハイサイドライト(高窓)が設けられ、心地よい自然光が差し込みます。
子世帯の豊かな時間と空間
家具のような見た目と動線に優れたキッチンスペース



子世帯のキッチンスペースは、家具のような美しいデザインが特徴です。オーダーメイドのガラス製ペンダントライトとも美しく調和し、料理の時間をより楽しくしてくれそうです。
ゆったりとしたソファでくつろぐリビング&ダイニング



リビングとダイニングを兼ねたソファエリアは、奥行きにゆとりのある座面とデニム素材のカバー、味わいのある木の風合いが西海岸風の雰囲気を醸し出しています。壁に備えられた造作カウンターと収納は、お子さまのスタディスペースやご主人のワークスペースとしても活躍する多機能な空間です。
非日常感を味わえる小上がり和室



吹き抜けの下に配された小上がり和室は、家族やゲストが非日常の心地よさを感じられる特別な空間です。アクセントとなる壁紙には、水が壁を流れているような模様が選ばれ、まるで美術館のような洗練された印象を与えています。吹き抜けによる開放感と相まって、特別な時間を過ごせそうです。壁に造作された飾り棚も、非日常感の演出に一役買っています。
掘りごたつにもなる小上がり和室


小上がり和室の畳を上げ、収納蓋に足を取り付けると、掘りごたつとして利用できます。限られたスペースでも、家族や来客が心地よく集えるようにデザインされています。
使い勝手とスムーズな出し入れを実現した引き出し収納



利用シーンをイメージして、使いやすさを追求した結果、小上がりの一部が引き出し仕様になっています。畳を上げることなく、気軽にモノの出し入れが可能。引き出しの底面にはキャスターが付いており、女性やお子さまでも簡単に動かせます。
ホテルライクな高級感を味わえる洗面脱衣室とトイレスペース



子世帯の洗面脱衣室は、落ち着いたカラーコーディネートでホテルライクな雰囲気に仕上げられました。リゾート感のあるタイルやボウルに、造作の収納つきミラーを組み合わせることで、シンプルながらデザイン性に優れた空間を実現。壁には織物調の素材感が印象的なクロスが選ばれ、高級感を演出しています。



トイレスペースは、廊下から見える面にアクセントクロスを採用し、単調になりがちな空間に遊び心を加えています。洗面脱衣室と同様に高級感のある手洗いボウルが選ばれ、ラグジュアリーな空間を追求。紙巻器を支える造作カウンターや飾り棚も備え、落ち着きのある空間が実現しています。
落ち着いた色味と吹き抜けからの光が印象的な主寝室



将来、2部屋に間仕切ることができるオープンタイプの主寝室です。内窓を通じて小上がり和室の上の吹き抜けとつながることで、自然光をたっぷりと採り入れられるレイアウトとなっています。全体的にグレー色の壁紙で落ち着いた空間に仕上げられていますが、クローゼットの中には個性的なクロスが選ばれ、自分好みの空間づくりが楽しまれています。
香りの良い屋久杉で仕上げたバルコニー



屋久杉のデッキ材が採用されたバルコニーは、間接照明によって夜間には幻想的な空間へと変わります。屋外用コンセントや水栓も備えているため、休日は家族みんなでバルコニーでのんびりとした時間を楽しむことができます。
高性能住宅の実現
この住宅は、「HEAT20 G1(高い断熱性能基準)」、「低炭素住宅(CO2排出量削減に配慮された住宅)」、「BELS 5つ星(建築物省エネルギー性能表示制度の最高ランク)」という高い性能基準を満たしています。これにより、一年を通して快適な室内環境を保ちながら、省エネルギーで暮らすことが可能です。
物件概要
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竣工:2022年
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所在地:東京都江東区
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工法:木造軸組工法(日本の伝統的な建築方法で、柱と梁で建物の骨組みを構成します)
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建築面積:40.99㎡(約12.42坪)
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仕様:HEAT20 G1、低炭素住宅、BELS 5つ星
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狭小地や二世帯住宅の課題を解決し、高性能でデザイン性の高い住まいを実現したこの事例は、これから家を建てたいと考えている方にとって、きっと参考になることでしょう。限られた敷地でも、工夫次第で豊かな暮らしが実現できることがわかります。
このような住まいに興味を持たれた方は、ぜひ専門家へ相談してみてはいかがでしょうか。理想の住まいへの第一歩として、資料請求や設計相談を検討してみるのも良いでしょう。