
東海地方で賃貸の住み替えを経験した男女が対象
間取りや家賃、立地など、住まい選びで確認したい点は多くあります。室内階段で2層をつなぐ「メゾネット賃貸」や、すぐに入居できる物件など、選択肢もさまざまです。では、実際に賃貸の住み替えを経験した人は、どのような条件を重視し、どこで悩んだのでしょうか。株式会社NEXER Groupが、総合不動産の株式会社ブルーボックスと共同で実施した「賃貸住み替えの本音に関するアンケート」の結果から見ていきます。
調査はインターネットでのアンケート形式で、期間は2026年9月7日~9月14日です。対象は、事前調査で「東海地方在住で賃貸の住み替えを実施した」と回答した男女で、有効回答は62サンプルでした。数値は原則として小数点以下第2位を四捨五入して表記されているため、合計が100%にならない場合があります。

重視した条件は「間取り」と「家賃」、決断の理由は「環境改善」が最多
住み替え先で重視した条件を3つまで選んでもらったところ、トップは「間取り」で66.1%でした。2位以下の結果は次のとおりです。
- 家賃:54.8%
- 通勤通学アクセス:16.1%
- 駐車場:16.1%
- 学区:11.3%
- 設備:9.7%
- 即入居:6.5%
- ペット可:4.8%
- その他:3.2%
立地や設備など多様な条件があるなかで、「間取り」と「家賃」を重視する人が多いという結果になりました。住み替えを決断した最大の理由では、「環境改善」が29.0%で最も多く、「家賃見直し」が19.4%で続きました。「出産・家族増」「転勤」「契約更新」はそれぞれ8.1%、「その他」は27.4%です。住環境をよくしたいという理由のほか、家賃の見直しや家族構成の変化、仕事上の事情など、きっかけは人によってさまざまでした。

探し方は地元の不動産屋とポータルサイトが中心、困りごとは「条件に合う物件がない」
物件探しで主に利用した手段は、「地元の不動産屋に直接相談」が29.0%で最多となりました。次いで「SUUMO/HOME’S等のポータル」が25.8%、「知人紹介」が19.4%、「AIに質問・検索」が8.1%、「Instagram・SNS」が3.2%、「その他」が29.0%です。地元の不動産会社への相談に加え、大手ポータルサイトや知人の紹介、AI、SNSなど、手段は多岐にわたっています。
物件探しで困ったこと・苦労したことを尋ねると、「条件に合う物件がない」が50.0%と半数にのぼりました。以下、「即入居物件が少ない」が16.1%、「困りごとなし」が12.9%、「内見調整」が11.3%、「学区情報が不足」が9.7%、「メゾネット物件が少ない」が8.1%、「その他」が14.5%と続きます。希望条件を満たす物件探しに苦労した人が多いほか、すぐに入居できる物件の少なさや内見の日程調整、学区情報など、探す過程でさまざまな困りごとを感じている様子がうかがえます。

住み替え先の満足度は「どちらともいえない」が56.5%
住み替え先の総合満足度は、「とても満足」が1.6%、「満足」が21.0%で、満足派はあわせて22.6%でした。一方、「不満」は16.1%、「とても不満」は4.8%で、不満派はあわせて20.9%です。最も多かったのは「どちらともいえない」の56.5%で、満足・不満のどちらかに大きく偏るのではなく、半数以上が中間的な評価を選ぶ結果となりました。
調査元は、すべての希望を満たす物件を見つけるのが難しい場合もあるため、譲れない条件と妥協できる条件をあらかじめ整理し、実際の物件や周辺環境を確認しながら自分に合った住まいを選ぶことが大切ではないかとまとめています。なお、「住み替え後の後悔ポイント」「物件探しで大変だったこと」を含む詳細データや回答コメントは、株式会社ブルーボックスの調査結果記事で公開されています。本記事の数値は、株式会社NEXER Groupと総合不動産『株式会社ブルーボックス』による調査に基づいています。