# バルコニーの手すりが発電場所に　広島の既存賃貸ビルで「ペラペラ太陽光®」の実証が始動

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- カテゴリ: 賃貸
- 公開日: 2026-10-23
- 更新日: 2026-10-23

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株式会社中谷設備（本社：広島市、代表取締役 中谷好成）と株式会社ティーエスピー（本社：広島市、代表取締役 多田多延子）は、広島市内にある既存の賃貸ビル「基ビル」で、自家消費型太陽光発電の実証事業を始めたと共同で発表しました。バルコニーや屋上の手すり部分に、超軽量・超薄型の太陽光パネル「ペラペラ太陽光®」を設置しています。

対象は2階から5階までの4住戸です。合計5.48kWの発電設備と蓄電池を導入し、各住戸で電気を「つくる・ためる・使う」仕組みを整えました。この取り組みは、くまわ企画合同会社が広島県の「課題解決型太陽光発電施設導入事業補助金」に採択されたもので、2026年10月8日から本稼働しています。

![バルコニーへの設置状況](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/68968/25/68968-25-2fc6300f3ed82a36b5c04a61544834a6-1477x1108.png?width=1200&quality=85%2C65&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)バルコニーへの設置状況

## 屋根ではなく「手すり」に着目した理由

既存の賃貸マンションや小規模ビルでは、屋根の面積や建物の構造、工事費用といった制約から、太陽光発電を導入しにくい場合があります。今回の実証は、「これまで導入が難しかった建物でも、再生可能エネルギーを活用できないか」「建物や住戸に合った、無理のない導入方法はないか」という課題意識から出発しました。

そこで目を向けたのが、バルコニーや屋上の手すり部分です。これまで十分に使われてこなかったスペースに「ペラペラ太陽光®」を取り付けて発電場所として活用します。設備を設置するだけで終わらせず、実際の暮らしの中で電気を「つくる・ためる・使う」仕組みを実現することを目指しています。

![屋上手すりへの設置状況](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/68968/25/68968-25-882021f44c703d931af5f0e7c7fed460-1477x1108.jpg?width=1200&quality=85%2C65&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)屋上手すりへの設置状況

## 住戸ごとに独立したシステムで見えてきた「使われ方」の違い

この実証の特徴は、建物全体で電気をまとめて使うのではなく、4つの住戸それぞれに独立した太陽光発電・蓄電システムを設けた点です。各住戸で発電した電気はその場で使い、余った電気は蓄電池にためて夜間などにも活用します。住戸ごとに発電量や電力使用量、蓄電池の充放電状況を記録し、実際の生活環境での効果を検証します。

記録の対象には、発電量だけでなく電力会社からの購入電力量なども含まれます。運転開始後の実測では、同じ1.29kWの太陽光発電設備を設置した入居中の住戸と空室とで、発電量がほぼ同じ日であっても、発電した電気が住戸内で活用される割合に違いが見られました。

両社はこの結果から、太陽光発電の効果を考えるうえでは、設備容量だけでなく、電気を使う時間帯や生活スタイルとの関係も重要だと考えられるとしています。今後は電気料金の削減効果に加え、蓄電池の適切な容量や、蓄電池を設置しない場合も含めた経済性を検証していく予定です。

![ペラペラ太陽光の特性「超軽量」](https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/68968/25/68968-25-ae6ac821e6ebed209d6da271a7d037f6-735x412.png?width=1200&quality=85&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff)ペラペラ太陽光の特性「超軽量」

## ビルオーナーと入居者にとって無理のない導入モデルへ

中谷設備の取締役・雨奥雅晴氏は、目指しているのは太陽光発電設備の設置そのものではなく、建物やそこで暮らす人たちの課題解決だと話します。実証を通じて電気の使われ方や経済性を検証し、成果だけでなく課題も共有することで、同じような悩みを持つ建物所有者が導入を考えるきっかけになればと願っているとのことです。

両社は今後、発電量や電力使用状況、設備の運転設定、導入コストなどのデータを蓄積し、効果と課題の両面から検証を進めます。重視するのは設備を大きくすることではなく、建物や住戸の電力需要に合った設備構成を見つけることです。ビルオーナーや入居者にとって経済的にも無理のない導入方法を探り、既存の賃貸マンションや小規模ビルなどへの応用可能性を検討していくとしています。

### 実証事業の概要

- 実証場所：基ビル（広島市内）
- 実証内容：既存賃貸ビルにおける自家消費型太陽光発電・蓄電システムの実証
- 対象：2階～5階の4住戸
- 太陽光発電設備：合計5.48kW
- 使用パネル：超軽量・超薄型「ペラペラ太陽光®」
- 蓄電設備：各住戸に対応した蓄電池
- 設置場所：屋上・バルコニー手すり部分
- 本稼働開始：2026年10月8日
- 補助事業：広島県「課題解決型太陽光発電施設導入事業補助金」
- 補助事業の採択事業者：くまわ企画合同会社

中谷設備は、広島市を拠点に空調設備・電気設備・省エネ設備などの施工・メンテナンスを手がける設備工事会社で、太陽光発電システムの販売・施工から保守まで一貫して対応しています。ティーエスピーは「ペラペラ太陽光®」の総販売元で、「次の世代まで続く、電力インフラをつくる」を理念に、FIP転＋蓄電池や系統用蓄電池などの次世代エネルギー事業を展開し、全国の販売パートナー企業と連携して再生可能エネルギーの普及に取り組んでいます。

出典：[TSP](https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000068968.html)
