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長寿命コンクリート住宅「MILLENNIA_X」が2026年度グッドデザイン賞を受賞 百年住宅と建築家らが共同開発

長寿命コンクリート住宅「MILLENNIA_X」が2026年度グッドデザイン賞を受賞 百年住宅と建築家らが共同開発

静岡市駿河区に本社を置く百年住宅株式会社の長寿命コンクリート住宅「MILLENNIA_X(ミレニア エックス)」が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2026年度グッドデザイン賞」を受賞しました。この住宅は、百年住宅が、東京都中央区日本橋の株式会社アーキペラゴアーキテクツスタジオ(代表:畠山鉄生)および神奈川県逗子市の株式会社ONE STONES(代表者:吉安孝幸)と協力して開発した新築注文住宅です。受賞カテゴリーは「住宅」、受賞番号は26G120850です。

「MILLENNIA_X」内観 LDK
「MILLENNIA_X」内観 LDK

職人不足や資材費高騰を背景に生まれた住まい

住宅業界では、職人不足や建設資材費の高騰、工期の延長が懸念されています。一方で、住宅は家族の生活を支える大切な基盤であり、品質や耐久性で妥協することはできません。こうした業界の課題に向き合うため、「MILLENNIA_X」は「100年後にも価値がある商品化住宅の新しい標準」を目標に開発されました。

百年住宅が培ってきたWPC工法をベースに、設計はアーキペラゴアーキテクツスタジオが担当しています。自社工場での厳格な品質管理と、複雑な造作に頼らないシンプルな構成によって、高い施工性と安定した品質を実現しながら、時を超える美しさも備えた住まいに仕上げられています。

プレキャストコンクリート製室内階段
プレキャストコンクリート製室内階段

「MILLENNIA_X」の主な特徴

高強度PCパネルを用いた「WPC工法」

自社工場で品質管理のもと製造した高強度のPC(プレキャストコンクリート)パネルをボルトで強固に接合し、箱型の壁式構造として組み上げます。コンクリート住宅ならではの耐久性を土台に、100年後にも価値を持つ住まいを目指しています。

施工性の向上と工期短縮

複雑な造作や特殊な工法に依存しないシンプルな構成を追求したことで、施工性と品質の安定が高まり、工期の短縮にもつながります。通常の住宅施工において大工工事に頼らず、室内階段や内装仕上げにもプレキャストコンクリート製を採用しています。

構造の強さと美しさを融合した設計

デザインを手がけた建築家は、空間の余白や開口部、素材の見せ方に細心の注意を払い、構造の強さと美しさを両立させた空間をつくり上げています。また、商品化住宅として繰り返しつくれることを重視しつつも、画一的にならないよう設計されている点も特徴です。

株式会社アーキペラゴアーキテクツスタジオ 畠山鉄生、吉野太基
株式会社アーキペラゴアーキテクツスタジオ 畠山鉄生、吉野太基

商品概要と展開エリア

  • 商品名:MILLENNIA_X(ミレニア エックス)
  • 商品区分:新築注文住宅(長寿命コンクリート住宅)
  • プロデュース:株式会社ONE STONES(商品企画・開発・ブランディング)
  • 開発・供給:百年住宅株式会社(WPC工法の技術開発・製造・施工)
  • 設計:株式会社アーキペラゴアーキテクツスタジオ
  • 展開エリア:東京・神奈川・静岡・愛知・岡山・広島・山口・福岡・熊本・沖縄
  • モデルハウス:静岡県富士市久沢 Millenniaモデルハウス「X」
  • お問い合わせ:百年住宅株式会社(静岡市駿河区大谷二丁目20-23、電話0120-089-500)

百年住宅は、静岡・宮城・愛知を中心に鉄筋コンクリート(WPC)注文住宅を手がけるハウスメーカーです。「住む人の命と財産をお守りする」ことを使命に掲げ、地震・津波・台風の35年保証と、構造躯体の最長100年保証を提供しています。

株式会社ONE STONES 吉安孝幸
株式会社ONE STONES 吉安孝幸

開発に携わった各社のコメント

百年住宅の代表取締役・中嶋雄氏は、画一的な住宅商品が多いなかで、プレキャストコンクリート住宅ならではのデザイン性、快適性、施工性を追求した結果として今回の評価を得られたことを喜びました。今後は工場での施工分を増やして現場での工数・工期を短縮し、職人不足の解消にも寄与していく予定だとしています。

アーキペラゴアーキテクツスタジオ代表の畠山鉄生氏は、住宅の強さ、美しさ、住まい方を一体として考えることを大切にしたと説明。WPC工法の可能性を探りながら、構造や素材の持ち味を活かし、開口や空間の余白を丁寧に整えたと述べ、繰り返しつくれる商品化住宅だからこそ一つひとつの住まいに豊かさを届けたいとの思いを語っています。

ONE STONES代表者の吉安孝幸氏は、建設コストの上昇や職人不足が進むなか、住宅の生産方法そのものを見直す必要があると考えたとコメント。工業化による合理性と建築の豊かさを両立させ、将来の再生や流通までを見据えた今回の取り組みが、未来のストック住宅市場に変化をもたらすことへの期待を示しました。

出典:百年住宅

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