第一生命保険株式会社(代表取締役社長:隅野 俊亮)、野村不動産株式会社(代表取締役社長:松尾 大作)、JR東日本不動産投資顧問株式会社(代表取締役社長:大西 真、以下「JAM」)は、JR南新宿ビルを運用資産とする長期保有型の不動産私募ファンドについて、運用体制を共同で構築したと発表しました。

新たな主要投資家の参画とリファイナンスで長期保有型へ
対象となるのは、東日本旅客鉄道株式会社が開発したJR南新宿ビルを運用資産とし、JAMがアセットマネージャーを務める私募ファンドです。市場環境が変化するなか、長期保有を前提として、第一生命と野村不動産が新たな主要投資家として加わりました。あわせてリファイナンスも実施し、長期保有型の不動産私募ファンドとしての運用体制が整えられています。
なお、第一生命と野村不動産が、JAMの組成した不動産私募ファンドへエクイティ投資を行うのは、今回が初の取り組みとなります。
新宿駅徒歩圏という立地の希少性
運用資産のJR南新宿ビルは、国内有数のターミナル駅である新宿駅の徒歩圏という立地の希少性と、高い物件スペックを備えた物件です。発表では、中長期的に競争優位性を維持できる優良不動産と位置づけられています。さらに、都心主要エリアに所在する希少性の高いアセットとして、市場環境の変化の影響を受けにくく、長期保有に適した物件であるとの考えが示されています。

各社の運用方針と投資ニーズが合致
今回の取り組みは、各社の方針とニーズが合致したことで実現したものです。それぞれの狙いは次のとおりです。
- JAM:JR南新宿ビルを運用資産とする私募ファンドについて、長期保有を目指す運用方針
- 第一生命:希少性が高く市場環境の変動に左右されにくい優良不動産を通じて、長期・安定的な資産運用を目指す
- 野村不動産:優良不動産への投資機会の拡大を目指す
各社は今後も、それぞれの知見やネットワークを活かしながら本ファンドの長期安定的な運用を実現するとともに、中長期的な視点で資産価値の向上に取り組むとしています。

各社が掲げる今後の不動産投資方針
第一生命:変化を見極めた選別的な投資
第一生命は、顧客から預かった保険料をもとに資産運用を行う機関投資家として、長期・安定的な収益獲得を実現する強固なポートフォリオの構築を目指しています。不動産投資の領域でも、本ファンドをはじめ、立地の希少性が高いオフィスなど長期的に競争優位性を維持できる優良不動産への投資機会の獲得に積極的に取り組み、今後も社会や市場の変化を的確に見極めた選別的な投資を行っていくとしています。
野村不動産:多様な投資手法で機会を創出
野村不動産は、野村不動産グループの2030年ビジョン「まだ見ぬ、Life & Time Developer へ ー 幸せと豊かさを最大化するグループへ ー」のもと、「人々の生活(Life)と時間(Time)」に寄り添いながら新たな価値創造に取り組んでいます。今後も競争力の高い優良不動産への投資機会のさらなる拡大を目指し、多様な投資手法を活用した投資機会の創出・獲得に積極的に取り組む方針です。
JAM:駅を中心としたまちづくりの知見を活用
JAMは、JR東日本グループが培ってきた駅を中心としたまちづくりの知見を活かし、「投資のチカラ」による持続的な不動産価値の創造を通じて、投資家価値の向上に取り組んでいます。本件をはじめ、長期保有を前提とした競争力の高い優良不動産への投資機会の創出と運用に積極的に取り組むとともに、機関投資家とのパートナーシップを通じて中長期的な不動産価値の向上を実現し、不動産ファンド事業の持続的な成長を目指すとしています。