# 2026年度グッドデザイン賞、大和ハウスグループの7プロジェクトが受賞　歴史や地域とつながる分譲マンションなど

- 出典: シャトルプレス（https://shelterpress.net/）
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- カテゴリ: 住宅購入
- 公開日: 2026-10-24
- 更新日: 2026-10-24

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大和ハウスグループの7プロジェクトが、「2026年度グッドデザイン賞」を受賞しました。同賞は公益財団法人日本デザイン振興会が主催しています。受賞したのは「中〜大規模集合住宅」と「ランドスケープ、土木・建築」の2部門です。名古屋や京都、横浜、東京の分譲マンションに加え、中国・蘇州市の大規模複合開発や、物流施設の敷地内にある地域貢献施設も含まれています。

グッドデザイン賞は1957年に創設されました。日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みで、デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。応募は世界45の国と地域から年間約5,000件にのぼります。受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すマークとして広く親しまれています。

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## 受賞した7プロジェクト

- 分譲マンション「プレミスト白壁」（名古屋市東区）：地上6階地下1階建て、総戸数14戸／中〜大規模集合住宅部門
- 分譲マンション「プレミスト京都 松ケ崎」（京都市左京区）：地上5階建て、総戸数394戸／中〜大規模集合住宅部門
- 分譲マンション「プレミスト大倉山」（横浜市港北区）：地上7階建て、総戸数241戸／中〜大規模集合住宅部門
- 分譲マンション「和風雅信花園」（中華人民共和国江蘇省蘇州市）：分譲マンション912戸、SOHO300戸、ホテル244室などで構成／中〜大規模集合住宅部門
- 地域貢献施設「SHINONO-BA（シノノバ）」（「DPL東京東雲」内、東京都江東区）：木造平屋建て／ランドスケープ、土木・建築部門
- 分譲マンション「イニシア京都御所南」（京都市中京区）：総戸数29戸／中〜大規模集合住宅部門
- 分譲マンション「イニシア調布ステーションサイト」（東京都調布市）：総戸数99戸／中〜大規模集合住宅部門

「イニシア」の2物件は株式会社コスモスイニシアが受賞企業に名を連ねています。そのほかの5プロジェクトは大和ハウス工業株式会社が受賞企業となり、一部は他社との共同受賞です。

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## 歴史ある街並みと地域の文化を住まいに受け継ぐ

「プレミスト白壁」は「町並み保存地区」に位置しています。白壁地区の景観は「門・塀・緑」で構成されており、この景観を大切にしながら、敷地内の庭園や屋上を緑化して街並みと調和させました。素材には「三州瓦」や「庵治石」などを採用し、伝統的な意匠と現代的なデザインを融合させています。バルコニーや共用ラウンジからは、四季折々の風景を楽しめる設計です。審査員は、街路沿いの風景を継承することで、歴史的な景観を守りながら都市の高度化・高密化を実現している点を評価しました。そのうえで、歴史と現代の共存のあり方の一つのモデルにもなりそうだとコメントしています。

「プレミスト京都 松ケ崎」は、京都市営地下鉄烏丸線「松ヶ崎駅」から徒歩5分の洛北エリアにあります。建物と道路の間にゆとりある緑地空間を確保し、敷地外周には豊かな植栽を配置しました。大規模な建物による圧迫感を抑え、従前の桜並木の記憶を継ぐ構成としています。敷地中央には約70m×18mの中庭を設け、「加茂七石」や「北山杉」など京都ゆかりの素材を取り入れました。街と中庭の結節点には3層吹抜けのエントランスを配置し、「コンシェルジュカウンター」背面のアートには西陣織を取り入れています。審査員は、道路境界から最大9m程度後退させ、住戸数や専有面積に直結する部分を緑の余白として街へ返した判断に注目しました。非常時にも中庭や共用部の機能が続くよう設備を備えている点にも触れています。

「イニシア京都御所南」では、京都の工芸を共用部の装飾にとどめず、外装・共用空間・住戸にも取り込みました。瓦・石・左官・和紙・金網・古材・木工・名栗・無釉タイルなど9組の職方・工房と協働しています。工芸や建物に込めた想いを入居者に伝えるため、冊子や映像コンテンツも制作しました。修繕や更新の際にも職方と継続的に関われる仕組みを整えており、実際に入居者が冊子を手に職方の実店舗を訪れた事例も生まれています。竣工時を価値のピークとせず、時が経過することで価値が深まる住まいを目指しており、計画進行中の次期プロジェクトでは工房数を拡大して展開していくとしています。

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## 地域や多様な暮らし方に開かれた空間づくり

東急東横線「大倉山駅」が最寄りの「プレミスト大倉山」は、住宅や商業施設が混在する地域で交流の場や緑が不足しているという課題に着目して計画されました。敷地内には自由利用空地と集会室を整備し、地域住民と入居者が自然に集える場をつくっています。自由利用空地は、日常のコミュニティ活動に使えるほか、災害時には防災拠点としても機能します。自由利用空地内の植栽は在来種の割合を84％とし、屋上緑化にも取り組みました。審査員からは、住み手の要請を満たして事業リスクを最小化しつつ、ストリートレベルのデザインで環境調和を実現したバランスのよい計画として評価されています。

「SHINONO-BA」は、都市型物流施設「DPL東京東雲」の敷地内にある地域貢献施設です。町会集会所や防災倉庫、守衛室・物流施設利用者のエントランスなどで構成されています。緑道公園に残されていた老朽化した町会集会所を建て替えたもので、公園内に新設した公衆トイレや広場、植栽、舗装を連続させ、公園と物流施設を一体の景観として整備しました。国産杉のH型組柱をルーバー状に連ねて構造体を意匠として見せ、耐震性と開放性、木の美しさを両立させています。旧集会所の片流れ屋根を新たな建物の形に継承し、解体した護岸壁のコンクリートを館銘板として再利用するなど、地域の記憶と素材を次世代へつなぐ工夫も施されています。

「イニシア調布ステーションサイト」では、共用部にラウンジやワークスペース、ライブラリーなどを配置しました。入居者は読書や仕事、休息、待ち合わせなど、目的に応じて自由に居場所を選べます。単身世帯の増加による多様なライフスタイルの提案として、空間のテーマを「多様な白」に設定しました。曲面や光、陰影、素材の重なりによって白に多様な表情を持たせ、住戸の外側へ広がる「パーソナルスペースの連続帯」を形成しています。共用空間には地域の防災マップとサイクリングマップも組み込み、街の情報を日常の風景の一部としました。

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## 蘇州市では水と緑を軸にした大規模複合開発

大和ハウス工業株式会社と住友商事株式会社が受賞企業となった「和風雅信花園」は、急速な都市化が進む地域で、蘇州の歴史や原風景を継承しながら、水と緑を身近に感じられる新たな都市居住モデルの構築を目指したプロジェクトです。敷地中央を南北に横断する約2,400㎡の水景を中心に住棟を配置し、回遊型の歩道を設けました。敷地内の緑地の割合は35％を確保し、植栽の50％以上に在来種を採用しています。水景はデザインにとどまらず、雨水の吸熱・保水・循環を担う環境基盤として位置づけられています。審査員は、敷地外への雨水流出をピークカットすることで、水景のデザインと都市防災を両立している点を高く評価しました。

出典：[大和ハウス工業株式会社](https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002807.000002296.html)
