市場動向

注文住宅検討者の平均年齢は41歳、30代が最多!年代で変わる「理想の家」の形とは?

注文住宅検討者の平均年齢は41歳、30代が最多!年代で変わる「理想の家」の形とは?

注文住宅検討者の平均は41歳、最も多いのは30代

今回の調査は、2025年4月から2026年4月までに「タウンライフ家づくり」に寄せられた約6.9万件の問い合わせデータを分析したものです。その結果、注文住宅を検討する方の平均年齢は41.0歳(中央値38歳)で、最も多いのは30代で30.3%を占めていることが分かりました。20代以下と30代を合わせると全体の過半数(53.7%)を占めており、若い世代が家づくりの主役であることがうかがえます。

注文住宅検討者の年代構成

この傾向は、国土交通省の「住宅市場動向調査」で、初めて住宅を取得する「一次取得者」が30歳代に最も多いとされている点とも一致しており、多くの人が30代を中心に家づくりの検討を始める実態が浮き彫りになりました。

年代が上がると「平屋」や「建て替え」の希望が増加

住まいの形に対する希望も、年代によって大きく異なります。特に注目すべきは、「平屋」を希望する割合が年代とともに連続的に上昇している点です。20代以下では20.4%だった平屋希望率は、50代で57.4%と過半数を超え、60代以上では62.0%に達しています。

また、建設予定地についても変化が見られます。20代以下では87.1%が土地から探す「土地探し」の層である一方、60代以上では26.6%が「建て替え」(現住所と同じ場所に建築)を希望しています。年代が上がるにつれて、すでに土地を所有している方が、今の暮らしに合わせて住まいを建て替える傾向が強まることが分かります。

年代が上がるほど「平屋」「建替」が増える

これは、若い世代にとっては「暮らしの立ち上げ」として土地探しから始める家づくりが、年配の世代にとっては「これからの暮らしに合わせた住まいの再構築」として建て替えが選ばれていることを示しています。

子育て世代は「多室」、子育てを終えた世代は「コンパクト」な間取りへ

家族構成の変化も、間取りの希望に大きく影響しています。子どもがいる世帯の割合は30代で81.6%とピークを迎え、これに連動して4LDK以上の広い間取りを希望する割合も、20代以下と30代で約6割と高く、子育て世代の「多室ニーズ」が集中していることがうかがえます。

若年層ほど「土地探し」「子育て」層

しかし、50代になると子どもがいる世帯の割合は30.3%まで低下し、4LDK以上の間取り希望も36.4%へと縮小します。子育てを終えた世代は、多くの部屋を必要とせず、階段のないワンフロアで生活が完結する平屋や、よりコンパクトな住まいへと関心を移す傾向が見られます。

検討開始から取得実行までの「リードタイム」

今回の調査で明らかになった注文住宅検討者の平均年齢(41.0歳)は、実際に住宅ローンを組む段階の平均年齢よりも若い傾向にあります。例えば、住宅金融支援機構の「2023年度フラット35利用者調査」によると、フラット35利用者の平均年齢は44.3歳で、近年上昇傾向が続いています。

これは、住まいの検討を始めてから、土地を決め、プランを固め、住宅ローンを実行するまでには数年の期間がかかるため、「検討段階」の年齢が「取得実行段階」の年齢よりも若くなるのは自然な結果と言えるでしょう。このデータは、家づくりを考え始めてから実際に住まいを手に入れるまでの時間軸を可視化しており、早めに情報収集を始めることの重要性を示唆しています。

あなたのライフステージに合わせた理想の家づくりを

今回の調査結果から、注文住宅を検討する方の希望は、年代というライフステージの軸に沿って連続的に変化していくことが明確になりました。若年層は「土地探しから始める子育て中の多室志向」である一方、年配層は「土地を所有し、子育てを終えた後の平屋志向」という対照的な傾向が見られます。

この情報は、これから家づくりを考える皆さんにとって、自身のライフプランと照らし合わせながら、理想の住まいを具体的にイメージする大きなヒントになるはずです。

家づくりは一度きりではありません。家族構成やライフスタイルが変わるたびに、住まいへのニーズも変化します。将来を見据えた家づくりを検討する際には、ぜひ専門家へ相談し、ご自身のライフステージに合った最適なプランを見つけてください。タウンライフ未来総合研究所は、今後も住宅に関する様々な調査を通じて、皆様の住まいづくりに役立つ情報を提供していくとのことです。

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あなたの理想の住まいを見つける第一歩として、ぜひ資料請求や相談を検討してみてはいかがでしょうか。