リフォーム

本と暮らす理想の家へ!築8年の戸建てが開放感あふれる空間に生まれ変わるリノベーション事例

本と暮らす理想の家へ!築8年の戸建てが開放感あふれる空間に生まれ変わるリノベーション事例

リノベーションの背景と課題

Before外観
Before室内

リノベーション前の住宅は、サイディング(外壁材の一種)とガルバリウム鋼板(耐久性の高い金属製の屋根・壁材)で仕上げられた外観でした。室内は各スペースが細かく分断されており、間取りや収納に課題がありました。ご家族の要望を丁寧にヒアリングし、これらの課題を解決するための設計が始まりました。

開放感と素材感を追求した新しい住まい

スタイリッシュに生まれ変わった外観デザイン

リノベーション後の外観

もともとサイディングだった外壁は、塗り壁(塗料や仕上げ材を塗って仕上げる壁)によってスタイリッシュな印象へと一新されました。軒裏には天然木のパネルを採用し、細部にまでこだわった個性的なデザインです。また、駐車スペースを新たな部屋として活用するために壁を設け、バルコニーの形状も変更することで、建物全体のバランスが整った外観となりました。

明るさと収納力を兼ね備えた玄関エリア

リノベーション後の玄関とストリップ階段

従来の玄関は収納スペースが限られていましたが、リノベーションにより明るく使いやすい空間へとアップデートされました。ストリップ階段(踏み板と踏み板の間に隙間がある、光を通しやすい階段)を採用することで、抜け感と採光を確保。さらに、造作(既製品ではなく、その場所に合わせて作る家具や建具)のシューズボックスや、階段の蹴込み(階段の踏み板と踏み板の間の垂直な部分)を引き出し収納として活用するアイデアが光ります。帰宅時に心躍るような美しいデザインが特徴です。

省スペースを感じさせないトイレスペース

リノベーション後のトイレ手洗い場

コンパクトに開閉する折れ戸を採用したトイレは、廊下や隣接する部屋への動線を邪魔しません。タンクレストイレ(水を貯めるタンクがないタイプのトイレ)に組み合わせたシンプルな手洗いは、タイルや水栓金具、ボウルをご家族が自ら選んだというこだわりが詰まったお気に入りのスペースです。

抜け感を意識した開放的なリビング

リノベーション後のリビング

2階リビングは、壁で間仕切られていた従来のレイアウトから一新。抜け感のある書棚と階段が緩やかな間仕切りとなり、広々とした空間を実現しました。テレビボードと収納付きカウンターを組み合わせた一体型の造作家具は、床から浮かせたデザインにすることで圧迫感を軽減し、広がりを感じさせます。テレビ背面にはアクセントクロス(部屋の一部に貼る、デザインや色の異なる壁紙)を採用し、空間にメリハリをつけています。

光を届ける本棚のある階段室

リノベーション後の本棚付き階段

階段室の壁は、本棚を兼ねたデザインに。本を置いても抜け感が損なわれず、空間全体に開放感と明るさをもたらします。背板を省くことで抜け感を最優先し、本の落下防止用バーをそれぞれの棚に備える工夫も。本棚と反対側の腰壁も格子で組むことで、徹底的に抜け感にこだわりました。

吊り戸棚をなくして広々としたダイニングスペース

リノベーション後のダイニング

キッチン上部にあった吊り戸棚をなくし、キッチン全体を背面側へセットバックすることで、ダイニングスペースが格段に広く使えるようになりました。視覚的な広がりだけでなく、ご家族同士のコミュニケーションも活性化するでしょう。リノベーション前から愛用している家具が配置されていますが、以前と比べて空間が広く感じられる仕上がりです。

動線が最適化されたキッチン

リノベーション後のキッチン

かつて調理台と背面収納のスペースが必要以上に広く設計されていたキッチンエリアは、キッチン全体を背面収納側にセットバック。無駄をなくして最適化することで動線が短くなり、ダイニング側のスペースも広げることができました。

元気の出るビタミンカラーのスタディスペース

リノベーション後のスタディスペース

日当たりの良い南側には、ご家族みんなで使えるスタディスペースがデザインされました。限られたスペースでも無理なく使えるよう、造作カウンターの形状や収納棚の配置にこだわりが。元気の出るビタミンカラーの壁紙が、リラックスした時間を過ごせる場所へと生まれ変わらせています。

スタイリッシュに生まれ変わった洗面脱衣室

リノベーション後の洗面脱衣室

従来は洗面台とトイレが同一空間にあった洗面脱衣室。トイレだった場所を洗濯機置き場に変更し、デッドスペースを有効活用する収納計画のもと、レイアウトが再設計されました。スタイリッシュな壁付け収納や壁面のニッチスペース(壁をくぼませて作る飾り棚や収納スペース)、シンプルな造作洗面台など、デザイン性と実用性を両立した空間へと一新されています。

デッドスペースに有効なキャスター付きワゴン収納

リノベーション後のワゴン収納

デッドスペースになりがちなカウンターのコーナー部分には、キャスター付きのワゴンタイプの造作収納が設けられました。手前と奥の二分割になっているため、収納時はスッキリと、使用時はそれぞれスライドさせながら効率的に引き出せるデザインが特徴です。

シンプルかつナチュラルな空間に仕上げた洋室

リノベーション後の洋室

駐車スペースは新たに部屋として活用され、床にはパインの無垢材(一枚板の松の木材)を採用し、ナチュラルな空間イメージに仕上げられました。一面だけアクセントクロスで施工し、空間全体が単調にならないよう配慮。スッキリとした使い方ができるよう、クローゼットの代わりにオープンタイプの壁付け収納が提案されています。

リノベーション概要

この事例は、築8年の戸建てを部分改装したもので、施工価格は1,100万円(税抜)、工期は2か月でした。延床面積は76.92㎡(23.30坪)です。

リノベーションは、今ある住まいを「もっと自分らしく、もっと快適に」変える素晴らしい方法です。細分化された間取りや収納の悩みを抱えている方、ご家族の趣味やライフスタイルに合わせた住まいづくりを検討している方は、ぜひ今回の事例を参考にしてみてはいかがでしょうか。理想の暮らしを実現するための第一歩として、リノベーションの専門家への相談を検討してみてください。